梅雨の晴れ間に楽しむ 沼津あじさい巡り

 梅雨の合間の爽やかな晴れの日、沼津市内のあじさいスポットを巡ってきました。
雨が続くこの季節は少し気分も沈みがちですが、色鮮やかなあじさいに出会うと心まで晴れやかになります。今回は、それぞれに魅力あふれる市内の名所をご紹介します。
まず訪れたのは、江の浦にある照光寺です。
 住職が約50年前に植えた10株のあじさいを、長年にわたり挿し木で増やし続け、現在では数百株が咲き誇る「あじさい寺」となっています。境内からは穏やかな江浦湾を見渡すことができ、「海とあじさい」が織りなす絶景を楽しめます。しかも入場無料。気軽に立ち寄れるのも魅力です。
 

続いて訪れたのは、初夏の沼津を彩る沼津御用邸記念公園です。
正門から西附属邸周辺を中心に約2,300株のあじさいが植えられ、松林の深い緑と青・紫・白の花々が美しいコントラストを描いています。皇室ゆかりの歴史的建築物とあじさいが調和する景観は、落ち着きと品格に満ちた特別な雰囲気で風情が増し、しっとりとした美しさを楽しめます。

 そして今回最も印象的だったのが、香貫山「あじさいの径」の白いあじさいの群生です。
 香貫山には山全体にあじさいが点在していますが、特に「あじさいの径」では、一面を白い花が覆う幻想的な風景が広がります。この景観は、一人のボランティアの方が長年にわたり挿し木を続けて育ててきたもの。今では初夏の香貫山を代表する名所となり、毎年少しずつその美しさを増しています。

 最後に訪れたのは門池公園です。
 ここでは桜並木とあじさいが織りなす散策風景を楽しむことができます。春には約300メートルにわたる桜並木で知られる公園ですが、この時期は並木の足元や周辺を彩るあじさいが見頃を迎えています。水辺を眺めながらのんびり歩けば、心も体もリフレッシュできることでしょう。

kanko