経年変化を味わう一生もののスプーンを銅職人と作る体験

小野銅工店3代目 小野裕康さん 匠と出会う。

「いらっしゃい」
扉をひらくと優しい笑顔で迎えてくれる小野裕康さん。

小野さんは、小野銅工店の3代目として沼津市に生を受けた。
50年以上銅職人として、銅や真鍮と毎日触れ合ってきた生粋の銅職人である。

そんな小野さんが教えてくれるスプーン作りには正解がない。
教えてくれることは、「育てる」ということ。

明日からの日常を想像して選ぶ時間

銅と真鍮、スプーンの種類を選ぶ(フォークはオプション)

小野銅工店で体験するスプーン作りの行程は下記のとおり。
出会う→選ぶ→叩く→刻印→磨く→完成→育てる
左から「カレースプーン」「日常のスプーン」「デザートスプーン」と見本が並ぶ。

このスプーンが食卓にある明日からの日常を想像して
スプーンの種類や形を選ぶ時間は幸せそのもの。

小野さんが大切に扱う金づちなどの道具をお借りして
世界にたった一つだけのスプーンを作っていく。

銅や真鍮で作るスプーンは、大切に扱えば一生使えるものになる。

小野さんと共に時を重ねてきた深みのある切株でできた作業台を前に
「一緒に歳を重ねていくスプーンを作りたい。」
と気合いが入る。

作業を進めながら、それぞれのペースに合わせて丁寧に教えてくれるので、
不器用さんでも何の心配もいらない。

「大丈夫。大丈夫。」

小野さんは、すべてを認めて、受け入れてくれる言葉を届けてくれる。
それは、今まさに、手元で形になろうとしているスプーンへの愛着にも繋がっているとさえ思える。
人も、ものも、こうやって育っていけたら幸せだと感じさせてくれる。

自分や大切な人の名前の刻印ができます

世界にたった一つ。
自分のため、大好きなあの人のために作る。
大切な人と共に作る。
そんな、特別なスプーンには
名前やメッセージなどの刻印を入れることもできる。

なぜか最後にはしっかり出来上がる十人十色のスプーンたち

出来上がるスプーンは、十人十色。
納得がいく形になるまでとことん時間をかけて作る人もいれば、あっという間に完成させてしまう人もいる。
大人も子どもも、器用も不器用も、最後にはしっかりとしたスプーンに出来上がるから不思議だ。
そこにはきっと小野さんの魔法がかかっているからに違いない。

磨き上げる作業では、磨けば磨くほど、ピカピカになる。
特に子どもたちは、今日一番のワクワクした目の輝きと、真剣さを見せてくれる。
大人だって、負けてはいられない。つい童心に返ってしまうほど、必死に磨き上げる。
輝きを増して仕上がっていく真鍮と銅のスプーンは
金メダルや銅メダルでご褒美をもらったような誇らしい気持ちにさえさせてくれる。

使うほどに味わいを増す。共に育つ

出来上がったスプーンは
思わず自慢してしまいたくなるような逸品に仕上がる。
ピカピカのスプーンは、使用環境や年月によって、ゆっくりと表面の色が味わい深く変化していく。

使えば使うほどに“手”と“日常”に馴染んでゆくもの。
経年変化を通して、長い年月に思いを馳せたり、今日の日を思い出したり。

丁寧に育てる。
人も、モノも、大切に。

そんなことを教えてくれる特別な体験に、小野さんの工房で出会いませんか??

経年変化を味わう一生もののスプーンを銅職人と作る体験
ご予約いただいたあと、小野さんと日程調整を行います。

ご予約の確定は、こちらからのご予約完了連絡をもってとさせていただきます。

3,500
※講師料・スプーン材料費(1本分)・保険料含む

予定の調整が必要ですので、ご希望日より1か月を切る場合には、
お電話にてお問い合わせください。

小野さんの工房 沼津市真砂町19-4
ご予約はこちらから
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ee5ae4d2789995

電話:090-1620-6337(藤井)

この記事を書いた人


藤井 さやか
Fujii Sayaka

小中高と沼津で育つ。富士山、駿河湾、沼津市街が見渡せる香貫山からの景色が大好き。人と人を繋げ、人と時を紡ぐ「@ひととき百貨店」店長。
ひとりだとできないことを、力を合わせてワクワク形にすることが好き。
自分が暮らす街をとことん楽しみ尽くします。

ichigo-chan

いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。いちごが大好きです。