
富士のお山に原の白隠―歴史と自然に出会う原・愛鷹
富士のお山に原の白隠―
歴史と自然に出会う原・愛鷹
スタート:JR原駅
Aコース行程:約1.5㎞ 約1.5時間(徒歩)
JR原駅 —- 徳源寺 —- 帯笑園 —- 無量堂(白隠生誕の地) —- 松陰寺 —- JR原駅
Bコース行程:約17㎞ 約3時間(車利用)
JR原駅 —- 大泉寺(阿野全成) —- 興国寺跡 —- 赤野観音堂 —- JR原駅
Aコース行程:
アクセス:JR原駅発着
白隠禅師ゆかりの徳源寺、白隠生誕の地・無量堂、そして白隠禅師が住職を務めた松陰寺をめぐります。道すがら、名園帯笑園の風情にも憩いながら、東海道・原宿に息づく禅の歴史をたどる散策コースです。
白隠に関心のある方は、幼少の記憶を刻んだ寺や修行僧が往来した白隠みち、生誕の井戸、そして大本山松陰寺。白隠禅師の歩んだ道をたどる散策コースもあります。
原駅~白隠の里地区の歴史を巡る|おすすめプラン|沼津市公式観光サイト【沼津観光ポータル】
Bコース行程:
アクセス:JR原駅発着
JR原駅を起点に、鎌倉の歴史の息吹を感じる阿野全成ゆかりの大泉寺で源氏ゆかりの物語にふれ、戦国の名将・北条早雲ゆかりの興国寺跡に往時をしのぶ。さらに、古くから人々の信仰を集める赤野観音を訪ねれば、原のまちに息づく歴史と祈りの風景に出会えます。
富士を仰ぎ、愛鷹の山並みを望みながら、歴史の足跡を訪れます。
①JR原駅:
周辺の「沼津の宝」紹介:No.73原海岸と地引網


富士山の噴火による溶岩が生み出した、美しい渓谷美を楽しめる滝。黄瀬川に流れ落ちる清流と青く澄んだ滝壺は神秘的で、「藍壺の滝」や「富士見の滝」とも呼ばれてきました。かつて鮎が滝壺に群れたことから「鮎壺」の名が付いたと伝わる、自然と歴史が織りなす名勝地です。
<Aコース>
②徳源寺:
徳源寺は、静かな佇まいの中に、鎌倉時代へとつながる歴史を秘めた古刹です。
この地は、源頼朝が富士の巻狩りを行った際、陣営を置いた場所のひとつと伝えられています。
武士たちが集い、遠く富士を望みながら采配をふるった往時を思えば、今の穏やかな境内にもどこか凛とした気配が感じられます。
また境内には、頼朝公ゆかりと伝わる「お手植えの松」があり、長い歳月を超えて今なおこの地を見守っています。悠々と枝を広げるその姿は、歴史の証人そのもの。木の下に立てば、800年以上の時の流れに思いを馳せることができるでしょう。


③ 帯笑園:沼津の宝No47
帯笑園は、沼津市・原に残る、東海道随一とうたわれた由緒ある名園です。江戸時代から植松家に受け継がれ、草花や盆栽に彩られた美しい庭は、多くの人々を魅了してきました。
園には、将軍や大名、皇族をはじめ、多くの文化人が訪れ、オランダの医師 フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト もその美しさと豊かな植物に感嘆したと伝えられています。また、円山応挙ら京の文化人との交流を物語る書画や記録も残され、庭が文化と芸術の交流の場であったことを今に伝えています。 現在は往時の一部ながら、庭の中心部は大切に守られ、当時の風雅な趣を感じることができます。平成24年に国の登録記念物にも登録された、歴史と美が息づく特別な庭園です。


④ 無量堂(白隠生誕の地)
無量堂は、江戸時代を代表する禅僧 白隠禅師の誕生地として知られる、静かで趣深い場所です。
日本臨済宗中興の祖とも称される白隠禅師が、この原の地で産声をあげたことを今に伝えています。無量堂には、白隠禅師が生まれた際に産湯として使われたと伝わる「生湯井戸(うぶゆいど)」が残され、遠い時代の息吹を感じることができます。また、禅師の偉業をたたえる石碑も建てられ、その足跡に静かに思いを馳せることができます。


⑤ 松蔭寺と白隠禅師:ぬまづの宝No44
周辺の「沼津の宝」紹介:No62おんべこんべ
松蔭寺は、江戸時代の名僧・白隠禅師が約50年にわたり住職を務めた、白隠禅の大本山です。
全国から修行僧が集い、厳しい修行の中で育まれた白隠禅師の教えは、今もなおこの地に静かに息づいています。境内には、禅師の姿を今に伝える「白隠木像」をまつる開山堂や、四季折々に表情を変える静かな庭。富士を仰ぐこの地で、白隠禅師の足跡をたどれば、忙しい日常を離れ、自らの心と向き合う穏やかな時間が流れます。


<Bコース>
②大泉寺(阿野全成):沼津の宝No31
周辺の「沼津の宝」紹介:No.7浮島ひまわりらんど・なのはならんど
大泉寺は、沼津市・原に佇む、鎌倉時代の歴史を今に伝える由緒ある寺院です。ここは*阿野全成ゆかりの地として知られています。阿野全成は、源頼朝の異母弟であり、頼朝の挙兵を助けた功により、この地にあった駿河国阿野庄を与えられたと伝えられています。大泉寺の周辺は、全成が暮らした館跡ともいわれ、往時の面影を静かに今へと伝えています。
境内には、阿野全成の墓所が残されており、波乱に満ちたその生涯に思いを馳せながら、静かに手を合わせることができます。華やかな歴史の陰に生きた一人の武将の足跡をたどる歴史スポットです。


③興国寺跡:沼津の宝No.38
戦国時代の幕を開いた名将、北条早雲(伊勢新九郎盛時)が旗揚げの拠点とした城として知られ、まさに“戦国のはじまり”を感じられる歴史の舞台です。
今も城跡には、本丸や二ノ丸などの曲輪跡が残り、とくに見どころは、敵の侵入を防ぐために築かれた大土塁と、幅20メートルを超える迫力ある大空堀。往時の防御の工夫を間近に感じることができます。
本丸背後の天守台跡に立てば、原の街並みの先に広がる駿河湾を一望でき、戦国武将たちも見つめたであろう雄大な景色が楽しめます。 平成7年には国の史跡に指定され、平成29年には「続日本100名城」にも選定されました。


④赤野観音堂:沼津の宝No10
周辺の「沼津の宝」紹介:No.2愛鷹山
この観音堂には、名工 左甚五郎 が、わら人形に手伝わせて一夜のうちに建立したという、不思議で心惹かれる“わら人形伝説”が語り継がれています。静かな堂内に立てば、そんな昔話の世界に迷い込んだような気分を味わえるでしょう。
また境内には、堂を見守るようにそびえる大カヤの木があり、こちらも市指定天然記念物。長い年月を刻んだその雄大な姿は、訪れる人に深い安らぎを与えてくれます。
茅葺きのお堂に宿る物語に耳を傾けながら、心やすらぐひとときを過ごしてみませんか。





