富士を望み、潮風に癒され、
文学と歴史に出会う旅

スタート:沼津駅
所要時間:Aコース徒歩約時間 Bコース徒歩約4時間
コース行程

Aコース
沼津駅 —- 日枝神社 —- 狩野川河川敷 —- 千本浜公園 —-  若山牧水記念館 —- 大型展望水門びゅうお (沼津港)

Bコース

沼津港—- 芹沢光治良記念館 —- 牛臥公園 —- 沼津御用邸記念公園 —- 沼津駅(ゴール)

アクセス:沼津御用邸記念公園から沼津駅までは、公園最寄りの「御用邸前」バス停から、沼津駅南口行きのバスに乗車すると、乗り換えなしで約15分ほどで到着します。運行本数も比較的多く、観光客でも利用しやすいルートです

海風に誘われ、時の流れに身をゆだねるように歩くひととき。

Aコースは沼津駅を起点に、祈りと静寂、川のきらめき、松原と波音がやさしく重なり合い、やがて広がる大きな空と海の景色へ。

Bコースは沼津港から海辺をめぐる癒やしの小旅。新鮮な海の幸や港町ならではの賑わいを楽しんだ後は、作家・芹沢光治良記念館へそして駿河湾を望む開放感あふれる牛臥公園で海風を感じながらひと休み。旅の締めくくりは、皇室ゆかりの歴史と美しい松林が広がる沼津御用邸記念公園へ。自然・文学・歴史が調和する、沼津らしい穏やかな旅が楽しめます。


Aコース(徒歩) 4時間~5時間(見学含む)
沼津駅———–日枝神社———– 黒瀬橋(狩野川河川敷)・三枚橋・永代橋———-浅間神)社—
        15分  (10分)  5分         (25分)         5分  (5分)

—– 乗運寺・長谷観音————千本浜公園————-若山牧水記念館———–港口公園——-
3分   (15分)    5分   (30分)    10分   (30分)   10分 (15分) 1分

——-大型展望水門びゅうお ———-沼津港(昼食見学買い物1.5程度)
       (30分)       1分

Bコース(徒歩・帰りバス) 4時間~5時間(見学含む)
沼津港————-港大橋—-狩野川河川敷—-我入道八幡神社・不動尊——–我入道海岸遊歩道–
     5分        (30分)    (10分)     1分  (15分)

——芹沢光治良記念館————牛臥公園———牛臥海岸遊歩道——–沼津御用邸記念公園—-
 1分  (30分)   10分  (30分)     (20分)             (90分)

バス
————沼津駅(ゴール)
10分

① 沼津駅 
周辺の「沼津の宝」紹介:No89フェンシングのまちNo72BARのまち・沼津のBAR文化

JR沼津駅南口
井上靖の碑
駅ビル内観光案内所

旅の玄関口・沼津駅。東海道の宿場町として栄えた歴史を今に伝えつつ、南口には井上靖の文学碑が佇み、到着した瞬間から“文化のまち・沼津”を感じられます。飲食店や土産店も充実し、観光の拠点として抜群の利便性を誇ります。

日枝神社(桜名所):沼津の宝No53

日枝神社節分
三春の滝桜の子孫木
境内の桜

“山王さん”の名で親しまれる日枝神社は、地元の人々に愛され続ける癒しの空間。河津桜からソメイヨシノへと続く長い桜シーズンは、沼津屈指の春の見どころです。昼はやわらかな春色、夜は幻想的なライトアップと、一日を通して違った表情を楽しめるのも大きな魅力。

狩野川河川敷:沼津の宝No13
周辺の「沼津の宝」紹介:No34御成橋No64我入道の渡し船No88沼津夏まつり・狩野川花火大会No42沼津城(中央公園石碑)

狩野川遊歩道
狩野川からの富士山
我入道の渡し船

狩野川沿いに広がる開放的な空間は、街なかとは思えないほどの心地よさ。整備された遊歩道は昼も夜も安心して散策でき、週末にはカフェやイベントでにぎわいます。さらに渡し船に乗れば、富士山と街並みを一度に楽しめる“沼津ならではの特別体験”が待っています。

千本松原: 沼津の宝No18
周辺の「沼津の宝」紹介:No57明石海人No58井上靖No.71沼津の歌No76若山牧水

千本浜海岸
明石海人碑
井上靖碑

千本松原は、富士山・駿河湾・松林が織りなす圧巻の絶景スポット。江戸時代から続く松林は、歴史と自然が融合した“沼津の象徴”です。遊歩道を歩きながら文学碑巡りを楽しむもよし、夕暮れ時のドラマチックな景色に浸るもよし。写真映えも抜群です。

若山牧水記念館:沼津の宝No76若山牧水

若山牧水記念館(外観)
若山牧水記念館(館内)

若山牧水が愛した風景とともに、詩情あふれる時間を過ごせる若山牧水記念館。自然と文学が調和する空間で、心をゆったりと解きほぐすひとときを。観光の合間に“静かな贅沢”を味わえるスポットです。

沼津港 & びゅうお:沼津の宝No98
周辺の「沼津の宝」紹介:ひものNo.81沼津の寿司No.80

沼津港飲食街
深海水族館
遊覧船とびゅうお

観光のハイライトといえば沼津港。新鮮な地魚を使った海鮮丼や寿司、浜焼きなど、グルメの宝庫で“食の楽しみ”を存分に堪能できます。食後は展望水門びゅうおへ。富士山と駿河湾を一望する大パノラマは圧巻で、夜のライトアップも必見の美しさです。

芹沢光治良記念館:沼津の宝No68

我入道海岸の遊歩道
芹沢光治良記念館(外観)
芹沢光治良記念館(館内)

芹沢光治良の世界に触れられる芹沢光治良記念館は、文学好きにはたまらないスポット。作品や原稿を通じて、深い人間ドラマの世界へと引き込まれます。文化の奥行きを感じる“知的な観光体験”が魅力です。

牛臥山公園:沼津の宝No8
周辺の「沼津の宝」紹介:No63海中みそぎNo67潮の音プロムナード

牛臥山公園
牛臥山公園
御用邸への遊歩道

牛臥山公園は、海と山の景色を同時に楽しめる穴場スポット。駿河湾越しに望む伊豆の山々は絶景で、ロケ地にも選ばれるほどの美しさ。人混みを避けてゆったり過ごしたい方におすすめの、隠れた名所です。

⑨ 沼津御用邸記念公園:沼津の宝No51
周辺の「沼津の宝」紹介:沼津垣No70

西付属邸
応接間
主馬

沼津御用邸記念公園は、皇室ゆかりの気品あふれる観光スポット。四季折々の花々と松林に囲まれた庭園は、歩くだけで心が整うような心地よさです。歴史ある建物の見学もでき、上質で落ち着いた時間を楽しめます。

ダルマ夕日(冬の絶景):沼津の宝No20

海岸からのだるま夕日
香貫山からの夕景

冬の澄んだ日にだけ現れる奇跡の絶景「ダルマ夕日」。千本浜や港周辺で見られるこの幻想的な光景は、まさに沼津ならではの自然の芸術。出会えた瞬間は、旅のクライマックスになること間違いなしです。

<もっと詳しく知りたい方へ>

1.沼津駅
沼津駅南口前には母子像がデザインされた井上靖・文学碑があります。

2.日枝神社(桜名所)

平安時代からの神社で山王社とも称され、人々には山王さんとして親しまれ、境内では2月に河津桜が咲き、3月中旬から4月上旬まで三春の滝桜(福島県から苗木を運んだもの)や染井吉野が境内に咲く桜がとても綺麗な神社です。あるコーヒーメーカーのCMのロケ地としても使用された桜の名所でもあるんですよ。ということで清々しい朝桜も風情ある夜桜も楽しめます。

3.狩野川河川敷

中央公園のあゆみ橋のたもとから河川時に降りることができ、狩野川河川敷は遊歩道が整備されフットライトで照らされていて夜間でも安心して訪問できる雰囲気になっています。時期によってはオープンカフェが登場したり、音楽などのイベントも開かれます。河川敷からは水色にライトアップされた御成橋を中心にリバーサイドの夜景が見渡せ、ベンチもあるので、夜景を眺めながら語り合うような場所です。

中央公園は沼津城本丸跡にあり城跡としては「沼津城本丸跡」の石碑があるだけで城跡としての遺構はありません。

あゆみ橋のたもとから、我入道の渡し船の乗船場があります。かつて庶民の足として身近な交通機関であった渡し船。昔は沼津市内を流れる狩野川でも利用されていました。その渡し船が期間限定で土曜日・日曜日・祝日に運航しています。あゆみ橋(中心市街地)と我入道(狩野川河口)間を午前、午後2往復ずつ、沼津港と我入道の間は運航しています。巧みに操船する船頭さんの案内のもと、情緒たっぷりの渡し船からは、富士山と狩野川と沼津の中心街を一度に写すシャッターチャンスも!

4.千本松原と文学碑

「千本松原」には、ゆかりある歌人や作家の文学碑が多く建てられています。全国で一番初めに建てられた若山牧水の歌碑、ハンセン病に苦しみながらも文学を志し今なお光り輝く作品を残した明石海人の歌碑、芥川賞作家・井上靖の文学碑など。歌人や作家と沼津の関係にも触れながら「千本松原」文学碑巡りができます。また古くから風光明媚な景勝地として広く知られ、“日本百景”や“日本の白砂青松100選”にも名を連ねる「千本松原」です。

「千本松原」は戦国時代には荒廃してしまいますが、増誉上人(ぞうよしょうにん)の尽力により「千本松原」は再生し現在に至ります。駿河湾に面した“千本浜海岸”からは駿河湾を茜色に染める雄大な夕焼けも望めるので日没時間をチェックしておく事をオススメします。

5.若山牧水記念館
詩情溢れる短歌で知られる若山牧水は、明治18年に宮崎県で生まれ、大正9年に沼津へ移り住み、晩年の8年間を沼津で過ごしました。千本の地をこよなく愛した牧水の歌には、沼津周辺の風物を詠んだものが多く見られます。記念館は、没後60年の昭和62年11月にオープンし、牧水を偲ぶ多数の人々が訪れている。

6.沼津港と大型展望水門びゅうお
沼津港には鮮度抜群の魚介類を扱うお店がズラリ!大型マーケットモール「沼津みなと新鮮館」や飲食店モール「港八十三番地」など、沼津港ならではの食事を楽しめるスポットには、いつも活気と笑顔があふれています。海鮮丼?握り?フライ?浜焼き?どのお店も美味しそうで迷ってしまうほど。リーズナブルに朝獲れ地魚を食べられるということで、何度も訪れるリピーターもいっぱいです。外国人観光客からも注目が高まっており、沼津に来たらここは外せないスポットとなっています。また世界初の深海に特化した「沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム」もあり、食事の後には、今までに出会ったことのない深海魚を見に行くのも楽しいでしょう。

沼津港大型展望水門「びゅうお」は東海地震の津波対策として2004年(平成16年)に完成した水門です。津波をシャットアウトする扉体(ひたい)は、日本最大級です。その水門に展望施設が併設されており、富士山や箱根連山、沼津アルプスをはじめ、駿河湾に突き出した大瀬崎を360度の大パノラマを楽しめる沼津港のランドマークです。そして、夜になるとライトアップされフォトジェニックな水門をご覧いただくことができます。

7.芹沢光治良記念館
沼津市の名誉市民である作家・芹沢光治良は明治29年に我入道で生まれ、旧制沼津中学校(現県立沼津東高等学校)、東京帝国大学(現東京大学)を卒業後、官吏を経てパリに留学。帰国後の昭和5年に作家デビューします。故郷沼津を舞台に物語が始まる大河小説「人間の運命」により芸術選奨文部大臣賞や日本芸術院賞を受賞し、日本ペンクラブ会長を務めるなど、昭和から平成にかけて国内外で活躍しました。
昭和45年に芹沢光治良の心友・岡野喜一郎氏(元スルガ銀行会長)が財団を設立し、故郷・我入道に「芹沢文学館」として建設されました。その後、平成21年に法人井上靖文学館から沼津市に寄贈され、同年10月1日に「沼津市芹沢光治良記念館」として開館しました。デビュー作「ブルジョア」から最晩年の「天の調べ」までの数多くの作品書籍のほか、生原稿、色紙、少年時代の机や成績表など貴重な資料も数多く収蔵し、1階展示室では芹沢光治良に関する企画展示を開催、2階展示室は市民公募によるギャラリーとして開放しています。

8.牛臥山公園
千本浜から御用邸記念公園へ続く美しい海岸線を利用して、平成20年4月2日に海辺に面した公園としてオープンしました。1996年に「日本渚100選」に選ばれ、海岸越しに見る伊豆の山々や「大瀬崎」・南アルプスなどの眺めが素晴らしく、隠れ家的スポットとして「大山巌別荘跡」の広場にあり、目の前の小浜海岸とともに映画「わが母の記」やドラマ「とんび」のロケ地にもなりました。

9.沼津御用邸記念公園
明治26年、当時皇太子だった大正天皇の静養のために造営されたのが「沼津御用邸」です。その後、昭和44年に廃止され、「沼津御用邸記念公園」としてOPENしたのが当園です。平成28年には公園の一部の景観が「旧沼津御用邸苑地」として国の名勝に指定されました。園内には四季折々の花々がきれいに咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。西附属邸には、家具や調度品などが保存されており、当時の皇族の暮らしに触れることができます。一方、明治期の歴史的建造物である東附属邸は、茶道・華道・着付け・和歌・俳句などの研修室として利用できるほか、結婚式・写真撮影などにも利用可能です。園内の松を使用したテーブルが並ぶ喫茶店には、庭の景観が楽しめると人気のテラス席があり、園内散策のお休み処にするのも最適です。

日暮れ時には駿河湾に沈む「ダルマ夕日」を眺められるかもしれません。

10.だるま夕日
だるま夕日は冬の日で気温が低く、一方で海水温が高く、そしてよく晴れて水平線のあたりに雲がかかっていない、という条件が揃わないとなかなか見られない光景です。水平線に向かって少しずつ沈んでいく夕日、そして水面に映る夕日の灯り。これだけでも写真映えする幻想的な光景です。そして少しずつ夕日が水平線に沈んでいき…水平線に接する頃(16:45頃)には太陽そのものと、その下に浮かぶ夕日が重なり、ダルマの頭のような姿に。この下半分の夕日は、蜃気楼現象の一種だそう。空気の澄んだ晴れた日でも、水平線近くまで雲が無く晴れている、という日はなかなか少なく、めったに見られない光景です。「ダルマ夕日」は、千本浜や沼津港「びゅうお」以外にも、沼津御用邸記念公園や島郷海岸からも見えたりします。本当に空気が澄んだこの日は、紺色の空から夕日のオレンジ色に徐々に変わっていくグラデーションそして幻想的なダルマ夕日、揺れる水面に映る夕日の灯り…と、本当に素晴らしい光景にです。12月から1月によく見られます。

ゴール(沼津駅)