秋晴れの千本浜で楽しむ「第73回沼津牧水祭」

 10月18日(日)、千本浜公園の牧水歌碑前で「第73回沼津牧水祭」が開催されました。
 当日は気持ちのよい秋晴れに恵まれ、多くの来場者が集まりました。若山牧水が愛した沼津の海を感じながら、短歌や日本舞踊、音楽、そして地酒を楽しむ、沼津ならではの秋のイベントです。
 

牧水の歌の世界を楽しむ「碑前祭」

 最初に行われた碑前祭では、牧水の歌碑に献酒・献花が捧げられ、厳かな雰囲気の中で式典が執り行われました。
 続いて、日本舞踊の花柳流・花柳凜さんが「牧水を舞う」と題した演目を披露。牧水の歌の世界を表現する幻想的で幽玄な舞が、来場者を魅了しました。
 中学生短歌コンクールの受賞作品の選評では、若い世代ならではの豊かな感性や繊細な表現に触れることができました。
 さらに、ソプラノ歌手の髙田紹代さんが若山牧水の「沼津を詠んだ歌」を披露。歌声とともに、牧水が愛した沼津の風景や情景に思いをはせるひとときとなりました。
 

献酒
合唱
日本舞踊
ソプラノ歌手

お待ちかね!地酒とお弁当を楽しむ「芝酒盛」

 碑前祭の後は、牧水祭の楽しみの一つ「芝酒盛(しばさかもり)」がスタート!
 菰樽(こもだる)の鏡開きで幕を開け、富士錦酒造の銘酒「牧水」が来場者に振る舞われました。頂いたオリジナル弁当を味わいながら、歌や音楽の余興を楽しめるのも、このイベントならではの魅力です。会場では、牧水にちなんだ「酒の歌」や詩吟が披露されたほか、ぬまづ観光ボランティアガイドの皆さんによる合唱、ハーモニカクラブの皆さんによる合奏も行われました。
 おなじみの曲が演奏されると、会場のあちらこちらから歌声が聞こえ、来場者も一緒になって楽しむ和やかな雰囲気に。秋晴れの空の下、おいしい地酒とお弁当、心弾む音楽を満喫する時間となりました。
 

ハーモニカ合奏
菰樽

牧水が愛した沼津の魅力を、これからも

 短歌や日本舞踊を通じて牧水の世界に触れ、地酒や音楽を楽しむ「沼津牧水祭」。
 若山牧水と沼津の深いつながりを感じながら、世代を超えて楽しめる魅力的なイベントとなりました。
 沼津の海や風景、そして文化を愛した牧水の思いに触れられるこの催し。これからも大切に受け継がれていくことを願っています。
 開催に携わられた牧水会をはじめ、関係者の皆様、ありがとうございました。

kanko